懐かしいもの見つけた。
前の会社でよく使っていた、タップで雌ネジを切る際の、下穴径の大きさによるネジの引っ掛かり率が適合しているかどうかを判断するポケコンプログラム。
引っ掛かり率っていうのは、雄ネジと雌ネジのネジ山がどのくらい引っ掛かっているかを表すんだけど、これが低いとゆるゆるのネジになって強度が低くなるんだよね。
当時はちょくちょく計算する機会があったから、面倒だから即興でプログラムを作ったんだよね。
まずは電源を入れて直後のRUN MODEに。
RUNと入力してENTERキー。
この前の記事の画像では設定ファイルをカスタマイズしていた関係で、黒バックのオレンジドットだけど、配色を実機風に戻してみた。
あと、実機のディスプレイ上のSHARPロゴ部分の画像を設定して、より実機らしくしてみた。

ネジ径を入力すると、ピッチはすべて標準ピッチが自動で入力される。
その後に下穴径を入力。引っ掛かり率80以上で合格。

M3からM33までのデータを登録している。

下穴が大きいと、引っ掛かり率が低下して弱いネジになるから、その製品は使用できないんだよね。

懐かしいなー。(*´ω`*)
ドリルが偏芯していて下穴径が大きくなってしまった時によく使っていた。
まぁ、今となっては全く使う機会無いんだけど。
こんなスパゲッティープログラムでよかったら参考までに。
↓
10 CLS :CLEAR
20 PRINT "m メートルナミメ メネジ ヒッカカリリツ m"
30 INPUT "M=";M
40 IF M<=0 GOTO 10
50 REPEAT
60 READ A,P
70 IF A=-1 AND P=-1 PRINT "NO DATA":END
80 UNTIL A=M
90 LOCATE 10,1:PRINT "P="; STR$ P
100 INPUT "D=";D
110 IF D<=0 OR D>M END
120 X= INT ((((M-D)/(1.082532*P))*100)*100+0.5)/100
130 PRINT "ヒッカカリリツ=";X
140 IF X>=100 PRINT "シタアナガ チイサスギマス。"
150 IF X>=80 AND X<100 PRINT "JIS キカクニ テキゴウシテイマス。"
160 IF X>=0 AND X<80 PRINT "JIS キカクニ テキゴウシテイマセン。"
170 END
180 DATA 3,0.5
190 DATA 4,0.7
200 DATA 5,0.8
210 DATA 6,1
220 DATA 8,1.25
230 DATA 10,1.5
240 DATA 12,1.75
250 DATA 14,2
260 DATA 16,2
270 DATA 18,2.5
280 DATA 20,2.5
290 DATA 22,2.5
300 DATA 24,3
310 DATA 27,3
320 DATA 30,3.5
330 DATA 33,3.5
340 DATA -1,-1